WordPressにページビルダー機能を無料で追加できるPageBuilderプラグイン。高機能で手軽にページビルダー化できるため、常に人気上位のプラグインとなっており、Web制作の現場でも使用されることが多くなってきているようです。
ここでは前回書ききれなかった機能をまとめて紹介します。
PageBuilderの設定
PageBuilderは特に設定しなくても個別にレイアウトのスタイルを編集することができますが、全体のレイアウトや設定を行いたい場合はPageBuilder設定を変更しましょう。
管理画面メニュー > 設定 > Page Bilderをクリックすると設定画面を開くことができます。設定できる内容は以下の通り。
PageBuilder General設定
- Post Type: PageBuilderを使う投稿タイプを選択
- Live Editor Quick Link: ライブエディターのリンクをAdminバーに表示
- Limit Parallax Motion: パララックス効果の設定。0で自動、値が小さいほど大きな効果
- Sidebars Emulator: サイドバーエミュレーターの使用
- Upgrade Teaser: ツールバーにアップデート版のリンクを表示
PageBuilder Widgets設定
- Widget Title HTML: ウィジェットタイトルで表示されるHTMLの編集
- Add Widget Class: ウィジェットにClassを追加、競合する場合はOFFにする
- Legacy Bundled Widgets: 以前のバージョンのウィジェットを読み込み
- Recommended Widgets: おすすめウィジェットの表示
PageBuilder Layout設定
- Responsive Layout: レスポンシブのON/OFF
- Use Tablet Layout: タブレットでレスポンシブON/OFF
- Tablet Width: タブレットレイアウトに変更する幅
- Mobile Width: モバイルレイアウトに変更する幅
- Row Bottom Margin: row(行)の下マージン
- Last Row With Margin: 最後の行にマージンの追加ON/OFF
- Row Gutter: rowの両サイドに追加するスペース
- Full Width Container: サイトの全幅に使用するタグ
PageBuilder Content設定
- Copy Content: 投稿ページに記述したコンテンツのコピーON/OFF
レイアウトテンプレート
PageBuilderではゼロから自分でレイアウトを作成するだけでなく、レイアウトのテンプレートがあらかじめ用意されています。レイアウトテンプレートを使うにはPageBuilderのツールバーにある「Layout」をクリックしレイアウト選択画面を開きます。
この画面で使用したいレイアウトを選択し、「Insert」をクリック。クリックした後に出てくる3つのメニューいずれかを選択します。
- Insert after: 現在のコンテンツを残したまま、下部に追加
- Insert below: 現在のコンテンツを残したまま、上部に追加
- Replace current: 現在のコンテンツを削除し、新しくレイアウトを追加
PressBuilderのレイアウトテンプレート
TeraThemesで発売中のPressBuilderでは国内サイト向けのレイアウトテンプレートを多数用意しています。トップページだけでなく、下層ページのレイアウトも用意されているのですぐに始めることが可能。
サードパーティー製ウィジェットプラグイン
PageBuilderで使用できるウィジェットはデフォルトのものやWidgetBundleだけでなく、サードパーティー製のウィジェットも数多く公開されています。どれも無料でインストールすることができるため、コンテンツが足りないと感じたら是非使ってみてください。
ここではその一部を紹介します。
Livemesh SiteOrigin Widgets
数多くの追加ウィジェットが搭載された無料プラグイン。有料版もあります。
Ultimate Addons for SiteOrigin
タブコンテンツやFAQなどあると便利なウィジェットが一通り揃ったプラグインです。