Symfony2初心者のための簡単な使い方、インストール編。
2015年の夏頃に公開されたEC-CUBE3でSymfonyが使われているということで、注目度も大幅アップ(?)なSymfony。実際使ってみるとわかりますが、結構使いやすいフレームワークなんです。
ターミナルからコマンド入力で出力されたコードをベースに、ちょこっと追記するだけで大抵のことができてしまうため、非プログラマーでも扱いが簡単な印象です。
このページではこれからSymfony始める方向けにSymfony2の使い方をさくっとまとめてみたいと思います。
Symfony2の簡単な使い方 インストール編
Symfony2とは?
一言で言うとプログラマーでなくても簡単に使えるPHPフレームワーク。強力なテンプレートエンジンのTwigや、分かりやすいルーティング設定などとにかく使いやすい印象です。
また、Symfony2は英語だけでなく日本語ドキュメントも充実しているので、詳細な情報は以下のリソースから簡単にチェックできます。
これからSymfony2を学ぶ人のためのリソース
Symfony2の日本語ドキュメントがこちら、情報量はかなり多く初心者にもわかりやすくまとめられています。
Symfony2 ドキュメントポータル
また、最近書籍も出版されたのでとりあえず入門書が欲しい!という方はおすすめです
本家の英語ドキュメントにはSymfonyの全てが詰まってるので、こちらもチェックしておきましょう。
The Symfony Book
Symfony2 Docs
symfony2のインストール方法
Symfony2のインストールにはPHP5.4以降が必要になります。ところが僕のMacは2012年ものなので5.3しか入ってません。そんな方はまずPHPのアップデートが必要です。
PHPのバージョンアップ方法は以下のサイトが参考になりました。
MacにHomebrewでPHP5.5をインストールした時のメモ
macのphpをアップデート
自分のパソコンのPHPバージョンを調べるにはターミナルで以下のコマンドを入力すればOK。
$ php -version
必要環境の準備が整ったらさっそくSymfony2をインストールしてみます。インストール方法は英語ドキュメントの以下のページにもあるようにターミナルコマンドを入力するだけでOK。
Symfony Installation
macの場合はこんな感じ。
$ sudo curl -LsS https://symfony.com/installer -o /usr/local/bin/symfony
$ sudo chmod a+x /usr/local/bin/symfony
$ php symfony
symfony2 プロジェクトの作成方法
symfony本体がインストールできたらプロジェクトを作成してみます。プロジェクトを作ると必要なリソースやファイルがあらかじめ用意されているのでここから開発を始めるのが楽。
作成するには適当な場所に移動してコマンドを入力するだけ。うまくいくとプロジェクトフォルダが作成されます。
$ symfony new my_project 2.8
エラーが出なければ成功。アプリケーションを起動するには作成したプロジェクトに移動したあと、サーバー起動のコマンドを入力。
$ cd my_project
$ php app/console server:run
ブラウザでhttp://localhost:8000
を開いてチェックしてみます。
ブラウザで画像のようなWelcomeページが表示されれば無事完了。
このあとは?
ここまででSymfonyとプロジェクトの作成ができたので、次は新しいページの作成とTwigを使ったテンプレートの作成をやってみます。